厨子
ずし
仏像や経巻を安置する容器。木製が多く、正面に左右に開く扉があり、漆や箔を塗って装飾をしてある。もともとは厨房で食べ物を保存しておく棚であったが、古代の居室に固定した棚がなかったため、この棚を室内に備えて調度や器具、書物を入れるようなった。その後、形が仏龕ににていることから、仏像を安置するようになった。様々な形式があり、中板のあるものを二階厨子、前後に扉のついたものを両面厨子、丸い奥蓋のあるものを丸厨子、扁平なものを平厨子、帽額形のものを帽額厨子、懐中用の小さなものを印篭厨子などと呼ぶ。
木彫り 千手観音 江戸後期。
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