Pearl
小さな核に自らの身を削り幾重にも層を重ねて生まれる貝の結晶。天然は稀少価値とされている。世界で一番美しいとされる日本では、古事記や日本書紀などにも「斯良多麻」(しらたま)として書かれている。また、ヨーロッパでは、月のしずく、インドの涙などという愛称がある。アンティークジュエリーとしての真珠は、シードパール、ハーフパール、ナチュラルパールの3種類に分かれる。シードパールは芥子珠と呼ばれる非常に小さなパールで、ジョージアン、ヴィクトリアンの中期頃までの作品に多く見られる。また、ハーフパールは1粒のパールを半分にカットして作られたもので、ヴィクトリアン時代の特徴といわれ、リング、ブローチ、ペンダントなどあらゆる作品に用いられており、当時の人気を伺わせる。現在、繊細で状態のよい作品は大変少ない。 |
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シードパールのブローチとネックレス。1860年頃。イギリス。 |
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