青磁
せいじ
磁器の一種。中国で作られ、東アジア各地に広まった。生地と釉薬に含まれる鉄分が焼成中に還元されて緑または青系統の色合いを生じたもの。青磁は産地と時代により様々な区別がある。唐代に各地に名窯がおこり、特に越州窯が有名。その他、龍泉窯、輝州窯で美しい青磁が焼成され各地に青磁窯がおこった。特に、龍泉窯の砧青磁と呼ばれる青磁が最も美しいとされ海外にも大量に輸出された。朝鮮でも、この影響を受けて高麗時代に作られ始め、12世紀になるとその技術は中国と並ぶ高度なものとなっていった。日本では、北九州の有田で焼かれた、伊万里青磁、鍋島青磁、柿右衛門の青磁などがあり、明治時代には板谷波山などにより継承された。


古伊万里青磁ひさご瓶。江戸寛文期。
 
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