オパール Opal

たんぱく石ともいう。英語の発音オウパルが近いが、鉱物学上では、オパルとよばれる。多少水分を吸着した珪(けい)酸量は5〜10%、顕微鏡下では非晶質であるが、X線ではクリストバル石の回折線を示す。これははじめ非晶質でできたオパールが永年変化でクリストバル石化したものとされている。塊状で、しばしばぶどう状、腎臓状、鍾乳状の表面を有する。一般に緻密質であるが、ときに多孔質や祖晶質のものもある。硬度が5.5〜6、比重2〜2.0、白色または無色のことが多く、透明または半透明で、しばしば黄、赤、青、緑、褐色をおび、ときには種々の色彩が混入して現れ、かつ方向によって変化する。この種のものは貴たんばく石(ノーブル・オパール)といい、一般に宝石としてのオパールはこれをさしていう。また透明で燃えるような赤色のものを火たんぱく色(ファイアー・オパール)といい、宝石として珍重される。
 
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