花押
かおう
署名した下に書く判のことである。書判ともいい、花字の押字の意味がある。文章を書く場合、発行者自身ではなく他人に代書させることが多かったため、発行者が自分で出した文書の証明として、差し出し書きの署名の部分にだけ自分で書くのが古くからの習慣だった。署名は始め楷書で書いていたが、次第にくずれて草書体となり、その人独特の形を使うようになった。これを草名といい、草名をさらにくずして一種の紋様化した場合、これを花押といいようになった。

 
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