銀化
ローマンガラスなどで、表面が金銀や紅色に輝いている現象。この銀化の原因はまだ解明されていないが、現段階では、ガラスに含まれるソーダなどの成分が、空気中や土の中の酸などに侵されてガラスの外ににじみ出る時、いろいろな元素と結合して化学変化を起こして薄い膜をつくる。これを繰り返すうちにいくつもの薄い膜の層ができて、この重なった膜に光があたると、紅色や玉虫色などさまざまな輝きを見せるということになっている。銀化は古いガラスのすべてに見られるわけではなく、気候・温度・湿度・土壌の成分などさまざまな条件が重なって起こる。

古代ガラス
AD9〜11世紀 
銀化が不思議な質感を醸し出す非常に美しいガラス瓶

 

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