ベントウッド
ベントウッドは、トーネット社の曲木の特許が切れた1869年以降、数え切れないほど類似品がつくられた。部品をパーツごとに分解して全世界に発送するという手法も、カタログ販売の手法も、彼のおかげで、瞬く間にヨーロッパ中に広まった。
喫茶店の椅子のいちばんポピュラーなものといえば、座面に焼き印のついたものである。この技法を最初に用いたのはトーネットである。まず一枚の薄い板に、熱した焼き印の型を押し当ててプレスし、それをベニヤのようにもう一枚の板に張り付ける。その2枚を一緒に型押しして、中心にくぼみをつけ、乾燥させる。座面の模様は、その時代の流行を反映しており、ゴシック調やロココ、バロックなど様々なパターンでつくられている。「Well come」など椅子に座るお客さまへのメッセージが入ったものもあった。
ベントウッドの変型。折り畳み式のもの。
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