バルーンチェア
背もたれの枠組みがバルーン(気球)に似ていることからこの名がいたバルーンバックチェア。
19世紀のイギリス・アメリカで共に流行したビクトリア時代を代表する椅子である。当時の女性は、たっぷりと布地を使って大きく膨らませたスカートをはいていた。この椅子は座るのにもひと苦労という彼女達の大きなスカートが邪魔や、しわにならないよう配慮してつくられた椅子である。スツールやピアノの椅子などに背もたれがないことも、当時の女性の服装と関係している。
 御婦人の服装に合わせて椅子までつくってしまうイギリスは、なるほどレディーファーストの国と呼ばれるだけのことはある。



たっぷりとギャザーを寄せ膨らませたペチコート入りのスカートが邪魔にならないようにつくられた女性の為の椅子。

 

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