アンティークモール銀座は、西洋アンティーク、和・東洋骨董、きもの・古布ショップが約200店集合した、アジア最大級の骨董ショッピングモールです。

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  第18話 漆器の贅を再発見する〜その3〜  
 
■薬を入れて持ち運ぶ宝物のような小箱

 室町時代、印や印肉の携帯容器として明から伝わった印籠は、日本では携帯容器のピルケースとして使われた。
3段〜5段に重なった楕円形の容器を、両端に回した紐で締め、根付を腰帯に挟んでさげて持った。

 江戸時代になると、大名、武士や裕福な町人の間では印籠に趣向を凝らすことが粋とされ、五重の円筒形、刀鞘形など、様々な形のものが酒落っ気とともに生み出された。
蒔絵・堆朱・螺鈿など、印籠には蒔絵の最高技術が惜しみなく使われている。
 ●姫印籠
 戦前〜昭和
 姫印籠とは女性用の小振りな印籠のこと

 ヨーロッパに輸出された蒔絵印籠はカルティエにも影響を与えた。
19世紀末に起こったジャポニズムブームの頃、印籠をモチーフにデザインされたヴァニティーケースには、根付にヒントを得てつくられた口紅入れがついている。
●左 総提印籠
明治〜昭和
 資料提供:骨董ファンVol.19
 
 
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