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■文箱 秘めた想いを封じ込める思い出の宝箱 紙の書類を保管するためにつくられた文箱は、文庫とも呼ぱれ、蓋の表側に見事な細工がされていることが多い。 徳川家が江戸に都を移した頃、京都では茶器作家古田織部、俵屋宗達、本阿弥光悦ら、町人生まれの文化人たちが茶の湯を介して親交を深めていた。 |
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上 ●光琳風螺鈿手箱 松葉の文様が貝や鉛で描かれている。 大正〜昭和初期 |
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古典文学や文化を学び、古典美を近代的に復活させ、まるで江戸文化に対向するかのように古都で一大ブームを巻き起こした。 | |
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上 ●蒔絵短冊箱 和綴じの本の図 明治時代 | |
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| その流れを引き継ぎ、元禄時代に蒔絵、螺鈿の斬新なデザイナーとして活躍したのが、光悦の親類でもある尾形光淋。 彼がつくった貝や錫を使ったダイナミックな螺鈿の硯箱は光淋風と呼ばれ、後に技法を真似する者が山と現れるほど、漆器業界を席巻したのである。 |
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| ●手元箱 菊と牡丹の図 明治時代 | |
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